闇に潜むもの
寝つきの悪い晩は布団の中で怖い妄想をしてしまうことがある。もしかしたらこの部屋にいるのは私だけではないのでは‥‥別の何かが目を瞑っている私の様子を伺っているのではなかろうか。考えたくないのに脳内では様々な魑魅魍魎が私の布団のまわりを跳梁跋扈している。例えばそれは不自然に腰と首をまげて私の顔を見下ろす幽霊っぽいものだったり。ちょっと身長は小さめだが口が耳まで裂けた獰猛な鬼のような化け物だったり。まあ、色々なバージョンがあるのだが、なんとなくイメージしやすい幽霊や妖怪っぽいものたち。その中でも子供の頃から鉄板のやつがある。それは天井の隅に跨って部屋を見下ろす何か。
もうちょっと細い蜘蛛のような感じでも良いかも。
天井のこれ、どうにも寝つけない晩は想像してしまう。黒い穴のような目。
こいつは多分、床から後ろジャンプで天井に張り付いたに違いない。
そして笑い方は絶対「ケケケケ」だ。
天井のこれ、どうにも寝つけない晩は想像してしまう。黒い穴のような目。
こいつは多分、床から後ろジャンプで天井に張り付いたに違いない。
そして笑い方は絶対「ケケケケ」だ。


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