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5月, 2023の投稿を表示しています

尻尾マフラーの真実

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 猫の尻尾マフラー。猫が上体を起こして座った時(これをエジプト座りという)そろえた前足を隠すように尻尾を巻くあれのことだ。 尻尾を巻くとエジプト座りから尻尾巻き座りになるらしい。そのままやないか!ちなみにエジプト座りの由来はエジプトの猫神様バステトからきている。 まあそれはそうと、うちの飼い猫の尻尾マフラーをついぞ見たことがない。あの尻尾巻ポーズはなんというか猫の品の良さを感じさせる。 いつだったか尻尾で前足を隠すのは、猫の個性によるものと聞いた。私の中で 尻尾巻く子→きちんとした子 となった。 そのためうちの子は、なんというか大雑把な猫という烙印を私に押されたわけだ。人間の勝手な思い込みである。 「だらしない子だよ、まったく」 「お里が知れますな」 などど言ったこともあった。 ところが最近、知った。エジプト座りは猫がやや警戒している座り方なのだが尻尾巻きポーズはさらに警戒してるしぐさとか。尻尾を巻くことで己を守っているのかも。人が腕組みするのと一緒ね。尻尾をだらんと伸ばしているのはまずまず心を開いているということなのでは。ああ、猫よ、だらしないなんて言ってすまなかった。冗談でもあんなこと。心を開いてくれていたのね。個性によるもの、で間違いはないけど、だらしないは言いすぎました。 実際、尻尾マフラーといわれるだけあって防寒対策で巻いてる子も多いそうです。

山彦の姿

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  山彦は山や谷などで音が反響して返ってくる現象のことをいう。山の山頂で「ヤッホー!」と歓喜の声をあげた後ちょっとズレて聞こえる「ヤッホー!」。あれだ。昔の人は自然現象に名前とかたちをつけて妖怪をつくった。それはもう抜群の妄想力で。鳥山石燕の描く山彦(画集には「幽谷響」と書かれてる)機会があれば是非見ていただきたい。なんかとてもクセになる可愛さなのです。山や谷で「ヤッホー!」と叫んだ後返ってくる「ヤッホー!」の声の主がこんなんだったらにやけてしまう。

座敷童子と同居したい

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  座敷童子。棲みついた家に繁栄をもたらすという福の神。是非我が家にも居座ってほしいと思う今日この頃。物価も高くなったしね。 座敷童子にまつわる話は岩手県に多い。他にも山形、宮城等いずれも東北地方だ。東海に住んでいる私にはちと遠い存在。座敷童子に会える旅館というのもがいくつかあるがやはり東北。ああ、近所に住んでたら、なんかのタイミングで一回ぐらい会えそうなのに。残念。 座敷童子の由来①実は河童。河童がイタズラ目的で川から家にやってきた、という説。家に上がり込んでみたら思いのほか居心地が良くてそのまま棲みついてしまった、みたいな感じだろうか。当の河童の親にしてみたら「あの子あれから帰ってきてないのよ~どこで何やってんだか、まったく」みたいな。 座敷童子の由来②間引きによって亡くなった子供の霊。子供の霊を鎮めるためにお菓子や玩具を供えている。霊を大切に祀った結果が家の繁栄につながったのか。なんなのか。何にしても可哀想な話でいたたまれない。 もしもなんらかのご縁で我が家に座敷童子が姿を現してくれたら私はちゃんともてなすことができるだろうか。

猫の伸び姿

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  猫のストレッチはかわいい。猫を飼っている方ならよくご存知のあのポーズ。前伸び後ろ伸びセットのアレだ。 うちの老猫は足が悪いので後ろ伸びが不自由になってしまったが以前は前伸び後ろ伸びめっぱい伸びてた。 前伸びを見かけると後ろ伸びも見ずにはいられない。本当に愛らしい伸びである。

タロットカードのススメ

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 悩みがある時や迷いがある時は答えやアドバイスが欲しくなる。そんな時おすすめなのがタロットカードである。 あなたにピンポイントなアドバイスをしてくれる。いや、マジで。 カード占いをしている方なら実感してるだろうが、カードが意思を持ってメッセージをくれる。 怖いぐらいに、いや、面白いぐらいに。それはもう親しい友のように。 以前、なんとなく運勢をみようと占ってみた。78枚の中から1枚だけ選ぶワンオラクル。出たのは「星」最初は逆位置だったかな。さらにアドバイスが欲しくて違うタロットカード(当時は2つ持ってた。)から選んで開いた。今度は「星」正位置。 すごーい! 「星」ばっかり もうちょっと知りたい。 最初に使ったタロットをシャッフルして再度開いてみた。また「星」!正位置!奇跡か! もう星の意味云々より連続の星に興奮してさらにカードを開く。 結果連続6回「星」だった。いや、嘘ついた、連続ではない。連続ではないが3回に1回ぐらい星。いや、2回?どんだけ引くねん。 まあ、とにかくすごい確率。 今までも当たるなーとか、最近このカードよく出るなーとかはあったが、この連続はびっくり。 というわけで最近またハマって遊んでいる。質問に対して答えやアドバイス、さらにまた質問というふうにカードをどんどん開いていくと、まるでカードと会話しているようで楽しい。答えに満足しなくてさらに開くと、あれは「ワンドのクイーン」の逆だったか。 「占いの結果を信じない」とでた。‥すみません!見捨てんといて! というようにカードにアメやムチをもらうの結構楽しい。色々なカードの柄があって(猫タロットもある!)選ぶのも楽しい。

影女

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  影女という妖怪がいる。 私は子供の頃にこの妖怪を見た…かもしれない。 夜中目を覚ました時、襖に首を垂れた座り姿の女性の影を見た。 怖くなり布団をかぶって、そのまま寝てしまったのだが、非常に寝苦しかったのは覚えている。 その後何かのタイミングで影女のことを知り、ああ、あの影はもしや、と思った。何故そう思ったかというと 当時知り得た影女情報に「影女を見たものはその後不幸に見舞われる」というのがあった。 襖にうつる影を見た後、私の親が経営していた会社が倒産したのだ。私の中で、「影女決定!」とあいなった。 影女は鳥山石燕の妖怪画集「今昔百鬼拾遺」に描かれている。 夜、障子にうつる月影の女。 最近気になって画集を確認したら障子にうつるだけで不幸になるとかの記述はなかった。 影女の話は当時妖怪話ができるクラスメイトからの情報だったと思う。 あの時の影。理性的に考えてみた。障子ではなく襖に映っているということは影の主はあちら側ではなくこちらの部屋だ。光源は朝方だったと仮定して窓から入る僅かな光。電気スタンドの影が映ったとかそんなんだろうか。そんな解釈もできるけど、それもなんか違う。だって無茶苦茶怖かった。ふつうに幽霊だったのか‥。でもやっぱり一番たのしそうな解釈は影女。せっかくなので影女に遭遇したことにしようと思う。

守護霊様

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 小学生の頃、ハマった遊びがいくつかある。その中でもっともリスキーだった遊びが「守護霊様」だ。内容はコックリさんとほぼ同じ 。所謂交霊術。コックリさんと違うのは10円玉ではなく尖った鉛筆を使う。2人が1本の鉛筆を持って行う。シャーペンの芯を出す時の手の形で2人が1本の鉛筆を持つ。力は入れないのでふんわり手を握り合う感じ。 この遊び、誰に聞いてやり始めたか忘れたが、とにかく夢中になった。記憶の中では学校の部活中、帰宅後友達と、友達宅、公園、空き地など様々な場所で行なった。なにしろ紙と鉛筆があればできるので。 「守護霊様」は守護霊様を呼んで質問に答えてもらうという交霊術。それは自分の守護霊様だけでなく気になるお相手の守護霊様でも。 ほら、夢中になっちゃいそうでしょ?少なくとも小学生の私は夢中になった。マジ楽しかった。が、ある日を境にやめた。怖くなったのだ。 ある日の午後、友人宅で守護霊様を行なっていた。誰の守護霊様を呼び出したかあまり覚えてない。友人の知り合いで私があまり懇意にしてない人のだったのか。ただなんというか質問に対する答えが怖かった。悪意を感じるような答え。怖くなって守護霊様に帰って貰おうと促した。 「守護霊様、おかえりください」 「いいえ」 「守護霊様、おかえりください」 「いいえ」 「守護霊様、おかえりください」 「いいえ」 このやりとりが延々と続いた。 西陽の差し込む部屋の中、終われない交霊術。 手は痺れて限界。手汗びっしょり。 なんとかせねば。 私たちは提案した。守護霊様に。 「また明日か明後日呼びます。今日はこのへんでご勘弁を。」 その後も何回かやりとりした後、やっとの 「はい」 私たちは一斉ので手を離した。最後に鉛筆の芯を折らなければいけないのだが、「いいえ」に丸を書くこと多すぎて芯が丸まってる。折れんやないかい! もう強引にボキって鉛筆折ってなんとか自由の身になった。それからやってない。怖くて。大人は嘘つきだけど子供だって嘘つきだ。 今思えば、友人がもっと遊びたくて鉛筆操作を行ったのか、と考えたりもしたが、あの状態続けたいとは思わないよなあ。まあとにかく怖かった。 「守護霊様」と聞くと安心安全な響き(エンゼル様、キューピット様然り)だが、実際呼び出しているのは守護霊様じゃないだろう、多分。いや、たまには守護霊様の呼び出し成功しているかもだ...

猫は何かの上が好き

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 猫はいつも何かの上に乗っている。座布団、クッション、ラグなどのファブリックはもちのろん、カバン、上着、とり込んだ洗濯物、新聞紙、広告チラシ、ダンボール、ダンボールの梱包材(あったかい!)など素材に関わらず乗る。乗り心地が良いと箱座り。決して家が散らかっているわけでなない。私は広げたものはすぐ片付けるタイプだ。それなのに、ほんとにちょっと目を離した隙にちゃっかり乗っているのだ。猫は自分が快適に過ごすことに対して意識が高い。理想の居場所を求めて日々探求しているのかも。ちなみに我が家の座布団は、全てやつの所有物になった。 うちの子はキジトラ白だがちょっと茶色に塗ってみた。

学校の怪談

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  誰しもが一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。学校にまつわる怪談話は多い。「トイレの花子さん」が一番ポピュラーなのかな。私が小学生の頃は「赤いちゃんちゃんこ」が流行っていたような。いずれもトイレにまつわる話。夕方以降の学校のトイレは確かに怖かった。 私がかつて通っていた小学校にも怪談話があった。 「昔々、その小学校がまだ木造だった頃の話。小学校の近くに、とある宗教施設があった。 春休みのお昼になると、この宗教施設から血まみれの女が表れて校舎の中を歩き回るという。 女の歩いた後には血の跡が点々と残り、鉄筋に建て替えられた現在も何故か血の跡が浮き出てくるという‥」何故っ!? 宗教施設から血まみれの女‥人怖要素が濃いところからの血が浮き出てくるという怪奇現象。今思うと微妙な話だが当時の私はこの話を知った時、興奮で胸が打ち震えた。なんていうか宝物を手に入れた気分だった。もちろん周囲の人達に話しまくった。その時の私は憎たらしいぐらい鼻息が荒かっただろう。 そして私は以前引っ越した友達(そんなに仲良くない)にも手紙で伝えねばと筆をとった。しかし、その手紙が相手に届くことはなかった。 手紙を書いている途中、私は鼻血を出したのだ。血まみれの女のことが綴られた便箋。その文字を消すかのように滴った鮮血。私は悟った。 呪われた‥ 私は静かに筆を置いた。 今思えば興奮のあまり鼻血が出たんだと思う。今はそんじょそこらの刺激では出ないな鼻血。ああ、大人になってしもうた。 しかしあんなに夢中なって周りに話してたのに話の出所が思い出せない。一体誰に聞いたんだろうか。

ろくろ首はなんかエロい

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 飛頭蛮という中国の妖怪がいる。夜になると頭が胴体を離れ空中を飛び回るという。この飛頭蛮とろくろ首が同一視されている。これについて私は一言物申したい。首が伸びるろくろ首。首だけが浮遊する飛頭蛮。ちょっと想像してみて欲しい。そして両者どちらに色気を感じる?おそらく飛頭蛮よりろくろ首により色気を感じたのではないだろうか。白く長い首がうねうねと艶かしく動く。この不気味なエロさこそがろくろ首の魅力だと思うのである。 いや、別に同一視されててもいいんだけど、なんていうか、ろくろ首ですよっていわれて、この飛頭蛮だったりすると、あーこっちねーみたいなガッカリ感があって。ちなみに鳥山石燕の妖怪画には飛頭蛮と書いてろくろくびと読ませてありました。画は首が伸びるタイプです。 ろくろ首には様々な言い伝えがあるが、とりわけ私にしっくりきたのは遊女説。待ち焦がれることを首を長くして待つというが、まさに愛しい男を待って待って待ち焦がれた女の情念がつくり出した妖怪なのでは。というロマン。