タロット漫画「うさぎのラブカード」
私とタロットカードの出会いは漫画である。私が小学生の頃、姉が持っていた少女漫画「うさぎのラブカード」(作者 麻生いずみ)を読んでタロットカードなるものを知った。この漫画、タイトルに反してなかなかバイオレンスで面白かった。主人公の娘はうさぎのようなツインテール、基本不器用でおっちょこいな女子高生。しかしタロット占いの的中率は100%という、今なら人気占いYoutuber登録者数6桁越えしそうなキャラ設定だ。しかもこの娘、あろうことかタロットカードをトランプ投げのように投げて戦う。何故戦うのか。そう、戦わなければいけない悪役が登場するのだ。少女漫画にありがちなちょっと意地悪なライバルとかでなない。結構えげつないのが出てくる。タロットカード達は事件に関する忠告、メッセージを与えてくれるのだが、小学生の私にはそれらがとても神秘的でワクワクした。実際にタロットカードが欲しくなった。姉と共に本屋へ行き、迷いに迷った挙句、初マイタロットを購入した。迷いに迷うと人は迷子になる。基本的なタロットカードを選べば良いものを、2人とも変わり種を買った。私は円形タロットカード。正位置と逆位置がわかりづらい。解説書には正位置と逆位置解説があるので逆もとるタイプなのだろうが、いかんせんタロット初心者のうえ人生経験が乏しい小学生。真横になった時のリーディングが難しい。カード投げも丸くてできないし。一方姉は易占いとタロットを融合させた易タロット(イーチンタロットという)を購入。絵柄の美しさに惹かれたようだったが、そこにお馴染みの「節制」や「吊るされた男」はいなかった。タロットカードと銘打ってはいるが私たちが知ってるタロットカードではなかったのだ。カードを眺める姉は少し寂しそうだった。が、その後結構使い込んだ。旅行行くにも持ち歩き占っていた。ボロボロになるまで。今は持ち歩いてはいないが自宅で気の向く時に占っている。ちなみにカード投げはしていない。だってバチ当たりでしょうが!

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